診療部門のご案内

脳神経外科

脳神経外科の紹介・対象疾患

脳神経外科は脳の外科的治療に携わる診療科です。つまり脳に関する手術を中心とした診療を行います。主に脳血管障害(脳出血、くも膜下出血、脳血管奇形など)、脳腫瘍、頭部外傷などを担当します。現時点では当院に神経内科(脳の内科的治療に携わる診療科)の常勤の先生が不在であるため、一般的な頭痛、脳梗塞などの内科的治療(手術ではなく、薬剤による治療)も行っています。


対象疾患

脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、頭痛、神経痛、痙攣、てんかん、頭重感、手足のしびれ、めまい、など

脳神経外科

脳出血やくも膜下出血は脳の血管が破綻し、頭蓋骨の中に出血を起こす病気で、手術によって血腫を取り除いたり、出血の原因となった脳動脈瘤の処理を行います。くも膜下出血をまだ起こしていない、未破裂脳動脈瘤に対しても患者さんと充分話し合い、治療方針についていっしょに考えていきます。脳腫瘍は様々な種類があり、腫瘍によって治療法が異なります。手術療法、化学療法について当院で対応可能ですが、放射線治療については、国家公務員共済組合連合会立川病院などと連携しながら治療を行っています。頭部外傷とは頭をぶつけることですが、それにより頭蓋骨の中に出血を起こすことがあり、その量が多い場合には手術によって血腫を取り除く必要があります。出血した場所によって、急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、脳挫傷性血腫などに分類されています。特に60歳以上の高齢者が軽く頭をぶつけた後、3週間以上経ってから、ゆっくりと血液が頭の中に溜まってくる病気があり、慢性硬膜下血腫といいます。この場合はほとんどの場合局所麻酔で手術が可能です。
脳の症状は主として頭痛(特に突然発症する激しい頭痛やだんだん悪くなる頭痛)、半身麻痺(右半身あるいは左半身が動かない、しびれる。顔を含む場合が多い)、失語症(言葉が話せない、理解できない。右半身麻痺に合併することが多い)、物が二重に見える、めまい(ぐるぐる回るタイプではなく、酔った時のようにふらつくタイプで、手足の運動麻痺などと合併する場合)、比較的急速に悪化する認知症、歩行障害などです。以上のような症状がみられる場合には脳神経外科でご相談ください。なお、脳脊髄液減少症(低髄圧症候群)、脳疲労症候群は、対応できませんのでご注意ください。