診療部門のご案内

眼科

眼科の紹介・対象疾患

ごあいさつ

当院は常勤医師2名と慶應大学病院からの非常勤医で診療しております。主に角結膜疾患やドライアイ、白内障などの前眼部疾患を専門としながら、緑内障、ぶどう膜炎、視神経炎そして糖尿病や高血圧などの網膜疾患も含め、眼科全般の診療に従事しております。

手術は白内障が主であり、原則片眼につき1泊あるいは2泊の入院手術となります(日帰り手術は基本的に対応しておりません)。両眼希望の場合は、片眼手術後2週間以上空けてからもう片眼の手術を行います。

また2016年秋より、糖尿病や網膜静脈閉塞症後の黄斑部浮腫に対して抗VEGF硝子体注射を開始しました(加齢黄斑変性には対応しておりません)。手術室にて施行しております。

原則、初診の方は紹介状を持参してください。地域連携室をご利用して頂ければ、初診の患者様でも予約は可能で、優先的に患者様の診察をさせていただいておりますので、御利用していただければ幸いです。

なお、水曜は1診制のため、来院時間や予約数によっては当日診察をできない場合がございますので、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

対象疾患

角結膜疾患、ドライアイ、涙道・涙器疾患、ぶどう膜炎、眼周囲感染症、白内障、緑内障、糖尿病網膜症、網膜裂孔、その他眼底疾患、視神経疾患、眼瞼痙攣、小児眼科など

診療詳細

1.眼科専門医師による診療体制

一般外来:月曜~金曜午前(ただし初診は10時30分までにお越しください)
特殊外来(蛍光眼底検査やレーザー治療など):月曜・木曜・金曜午後
手術:火曜午後、水曜全日
硝子体注射:火曜・水曜午後

2.視能訓練士による専門性の高い検査体制

一般検査(視力や眼圧、眼底写真など):月曜~金曜午前
特殊検査(視野検査やヘス複視検査など):月曜~金曜午後
小児検査:月曜・木曜・金曜午後

3.当院にて対応している手術・検査等の内容
  • 白内障手術
  • 後発白内障治療(YAGレーザー)
  • 網膜疾患に対するレーザー治療(色素レーザー)
  • 蛍光眼底撮影(フルオレセインのみ)
  • 視野検査(ゴールドマン、ハンフリー)
  • 角膜内皮検査
  • 光干渉断層計(OCT)
  • ERG検査
  • ボツリヌス毒素療法

内障点眼治療・慢性疾患点眼治療などの落ち着いている病態に対する経過観察の患者様は、地域の先生に逆紹介させていただいております。

4.現在対応していない手術•検査等の内容
  • 網膜硝子体手術
  • コンタクトレンズ治療
  • 屈折矯正手術、老眼手術
  • 自費(または先進医療)に属する眼内レンズ手術
  • PDT・抗VEGF薬硝子体注射などのAMDに対する治療
  • 眼瞼下垂手術
  • 翼状片手術
  • インドシアニングリーン蛍光眼底造影撮影
  • 多局所ERG・VEP
  • 眼窩底骨折、神経管骨折などの眼窩深部に対する手術
5.眼科受診時の注意
  • 検査等に時間を要することがあるため、できれば10時頃までにはご来院下さい
  • 車やバイク、自転車などを、自分で運転してこないで下さい
    (精密検査のために散瞳薬を点眼する場合があります。検査後も薬の効果が残り、5~6時間は目が見づらくなりますので、車等の運転を控えていただかなければなりません。車を運転して来院された方には、散瞳薬の効果が消えるまでお待ちいただくか、当日は検査・診察はせずに、後日あらためて受診いただくこともあります。)
  • コンタクトレンズ装用者は、当日はメガネでご来院下さい

こちらは、普段から当院眼科外来でも、患者様にご案内している内容です。
特にご自身で運転されてのご来院は、散瞳薬の効果により帰宅時間が遅くなったり、また後日あらためてのご来院をお願いするなど、患者様への負担も大きくなってしまうこともございますので、ご協力頂けますと幸いです。

眼科受診時の注意