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整形外科

骨切り術について

骨切り術

下肢にO脚などのアライメント異常があり、変形性関節症の初期~中程度の状態の方で積極的なスポーツ活動や若年者には、下肢アライメントを矯正することで除痛をはかる膝骨切り術を適応とします。膝を通過する荷重線(下図赤線)が内側から外側へ移動することで、内側部の負担を減らし荷重時痛が改善します。「関節温存手術」とも呼ばれ、関節内組織は自家組織が温存されるため、比較的軽症の方が術後経過が良好となります。手術は吸収性の人工骨や抜釘可能な金属プレートを使用する為、術後抜釘時(およそ1年後)には関節周囲に金属などの異物が残りません。手術方法は骨を開大させる開大型脛骨高位骨切り術Open Wedge High Tibial Osteotomy(OWHTO)や骨を短縮させる閉鎖型脛骨高位骨切り術Closed Wedge High Tibial Osteotmy(CWHTO)などがありますが、矯正する角度の大きさによって適応を決定します。術後は一定期間免荷重が必要で、およそ2-3週で全荷重を行います。入院期間は4-5週が目安となります。

骨切り術術前後画像(OWHTO)

術前画像、術後画像