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整形外科

十字靭帯損傷

膝関節中央部には十字靭帯があり、膝関節の制動において重要な役目を務めています。サッカーやバスケット、スキーなどスポーツ外傷による損傷が多く、多くの場合膝不安定性が生じる為、スポーツ復帰が困難となります。また若年での損傷では、中高年以降の二次性の変形性膝関節症の原因となるため、若年時に十字靭帯の再建術を検討します。再建する靭帯しては膝内側部筋腱を使用した再建術や膝蓋骨の腱を使用した骨付き膝蓋腱再建を採用しております。リハビリは術後2週より全荷重歩行を許可とし、松葉杖歩行が安定したら退院となります。およそ3,4カ月でジョギングなど軽運動、6か月でジャンプ動作などを許可とし、スポーツ復帰は9カ月以降を目安としております。スポーツ復帰の際はMRIなどによる移植腱の成熟を評価や、ハンドヘルドダイナモメーターなどを使用して健側との筋力差がないことを確認して決定します。

膝を構成する靭帯、ハンドヘルドダイアモメーター
膝蓋腱を使用した再建術後