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病院指標

令和4年度 日野市立病院 病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 454 132 109 197 244 420 494 1,252 1,147 295
  • ・70歳以上の退院患者数が全体の半数を占めています。患者数は昨年度より少し減少しています。

診断群分類患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 51 22.25 21.11 31.37 87.63
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 36 10.78 8.94 2.78 80.28
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 29 18.03 18.57 13.79 77.93
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 28 5.07 3.05 0.00 74.93
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)手術・処置等21あり 28 17.36 14.28 3.57 64.39
  • 前年とほぼ同様の疾患が上位を占めています。2型糖尿病の患者数が大幅に減少しました。コロナ禍で自宅に籠りがちだった生活が、徐々に外出して活動するようになり、運動量・カロリー消費量が増加して、糖尿病の管理が改善してきたためかも知れません。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 75 15.97 17.54 2.67 82.20
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 23 3.43 3.04 0.00 71.35
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし 1,2あり 手術・処置等2なし 22 4.41 4.26 0.00 63.55
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 10.29 9.89 11.76 81.82
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 10.19 11.59 0.00 68.75
  • ・2022年度も当科医師減少の影響で、入院患者総数は若干減少しましたが、高齢者の心不全が多くを占めたのはここ数年と同様の傾向でした。病態改善後も退院・転院等の調整のため入院期間が長くなる傾向にあります。
  • ・狭心症、慢性虚血性心疾患の「手術」は経皮的冠動脈ステント留置術等の冠動脈インターベンション治療(PCI)であり、待機的な治療は4日間の入院が基本です。「手術なし」は主に心臓カテーテル検査のみの入院であり、PCIは不要だった例、PCIを後日予定した例などが含まれます。通常は3日間の入院で行っています。
  • ・急性心筋梗塞の入院件数は例年並みでした。一般的には急性期にPCI治療を行った後、心臓リハビリテーションを施行して退院としています。入院期間は病状により異なりますが、中等症で14日間、やや軽症で10日間程度を標準としています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 167 1.98 2.09 0.00 3.14
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 4.00 6.05 0.00 4.20
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 28 2.96 5.70 0.00 3.68
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 26 5.15 5.89 3.85 1.00
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 25 7.92 6.13 8.00 0.00
  • 令和4年度は、アレルギー負荷試験は需要が大きく、昨年度から大幅増(104→167)となった。令和3年度のようなRSウイルスの爆発的な流行は起こらなかったため急性気管支炎は数を減らし(61→26)、変わって年長児の喘息発作が目立った(今回30)。胃腸炎は例年並みの印象だった(今回28)。分娩数が少しずつ増加したのを反映し、新生児関連の入院は増加した(今回25)。周期的にCOVID-19の流行が生じており、都度外来者数の大幅な増加が生じ、一部が重症化(MIS-C疑い、年長児川崎病など)したが、小児科の入院数全体の傾向に反映されるほどではなかった。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠経ヘルニア(15歳以上)ヘルニア手術 鼠経ヘルニア等 135 5.04 4.59 0.00 71.22
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 58 5.16 5.32 0.00 36.21
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 45 5.76 8.94 0.00 73.04
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 38 3.45 4.44 0.00 62.26
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 36 16.75 15.40 0.00 76.36
  • 令和4年度DPCコード分類における手術件数の上位5位は、鼠経ヘルニア根治術、虫垂切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、大腸癌に対する結腸切除術でした。コロナ禍において前年度と比較すると総手術数は横ばいで、令和4年度の総手術件数は734件(前年度比11件減)、緊急手術が228件(前年度比36件増)で、予定手術が減少したものの緊急手術は過去最多であった。手術件数の実際業績数は、鼠経ヘルニアに対する手術が138件、虫垂切除術が88件、腹腔鏡下胆嚢摘出術が56件でした。当院外科で扱う悪性疾患の中で最も多い大腸癌が第4、5位に入りました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 91 31.22 26.42 67.03 84.08
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)人工関節再置換術等 76 23.42 22.44 1.32 76.74
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり 37 2.97 2.62 0.00 73.70
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 33 4.39 4.86 0.00 47.88
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 32 16.63 18.34 15.63 53.31
  • 「股関節・大腿近位の骨折」:寝たきりを防ぐため、また日常の生活に復帰するため、早期に手術を行い綿密なリハビリテーションを行っています。
  • 「膝関節症」:骨切り術、全人工関節置換術や部分置換など、膝の状態に応じて適切な手術を行っています。
  • 「脊柱管狭窄症」:椎体の不安定性のない脊柱管狭窄症に対して除圧術を行っています。昨年に比較して手術件数が増加しました。
  • 「前腕の骨折」:転倒による手関節周囲の骨折は非常に多くみられる外傷です。術後も歩行は可能ですので、比較的短期の入院での治療が可能です。
  • 「足関節・足部の骨折・脱臼」:強固な内固定を心がけ、早期の機能回復を目指しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(膣式を含む。)腹腔鏡によるもの等 24 7.08 6.04 0.00 43.17
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 24 9.92 9.38 0.00 34.63
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下膣式子宮全摘術等 20 6.35 5.98 0.00 49.55
120140xxxxxxxx 流産 18 2.94 2.45 0.00 33.06
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(膣部)切除術等 手術・処置等2なし 16 3.00 3.02 0.00 49.50
  • 産科、婦人科ともに昨年とほぼ変わらない手術件数を維持しています。婦人科では初期の悪性腫瘍の手術が増加しました。それは、新型コロナウイルス感染症の蔓延にて婦人科検診をされずにいた患者様が、婦人科検診を受けるようになり診断されたためと考えられます。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 466 2.20 2.63 0.21 77.70
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり 3.09
020130xxxxxxxx 後部・汎ぶどう膜炎 14.19
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 4.67
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし 2.50
  • 昨年度に引き続き、白内障治療目的入院は大幅に増加し、前年度比5割増となりました。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 11 17.91 13.50 0.00 72.82
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 7.29
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 3.94
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2なし 28.56
060140xx99x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 手術なし 手術・処置等2なし 8.91
  • 膿皮症は皮膚、皮下組織(脂肪組織など)の細菌感染症です。糖尿病や皮膚の血行障害などの合併があると重症化し、安静と抗生剤投与による治療が必要となり、入院加療の適応になります。また足、下腿などもともと潰瘍や傷のある場所をきっかけに感染を起こした場合、皮膚の潰瘍などが悪化、拡大することでその後の長期間の治療を要することがあります。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 100 2.01 2.45 0.00 71.54
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 59 6.15 6.85 0.00 79.20
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 16 14.81 13.61 0.00 78.13
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 12 9.33 7.82 8.33 74.67
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 11 6.18 9.46 0.00 74.55
  1. 前立腺針生検:当経直腸エコーガイド下に系統的12か所生検を1泊2日の入院で施行しています。
  2. 経尿道的膀胱切除術:膀胱腫瘍に対して、経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行しております。クリニカルパスで対応しており、入院は手術の前日で、入院期間は通常は5泊6日です。
  3. 尿路感染症に対する入院:尿培養や血液培養に参考に抗生剤を選択して、点滴抗生剤、補液にて治療しています。
  4. 前立腺肥大症に対して、経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行しております。クリニカルパスで対応しており、入院は手術の前日で、入院期間は通常5泊6日です。
  5. 全身状態等や腎機能を考慮して、全身化学療法の適応のある患者さんに対して、電子カルテでレジメ登録されていうジェムシタビン+シスプラチンの2剤併用あるいは、ジェムシタビン+カルボプラチンの2剤併用の点滴化学療法をしております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類基準
(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 10 13 17 21 1 8
大腸癌 16 42 30 63 46 1 8
乳癌
肺癌 19 59 21 12 1 8
肝癌 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

  • 胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の5種類の癌は5大癌と呼ばれ、癌の進行度はUICC(国際対癌連合)が定めるTNM分類が用いられています。TNM分類とは、①T=原発巣の大きさと進展度、②N=所属リンパ節への転移状況、③M=遠隔転移の有無の3つの判断軸を指し、それぞれの癌をⅠ期からⅣ期のStageに分類しています。当院では大腸癌が197症例と最も多く、次いで肺癌104例、胃癌64例、肝癌11例、乳癌0例でありました。前年度と比較して、すべての癌でStageⅠとⅡは横ばいであるものの、StageⅢとⅣが増加しており、進行癌の数は増加傾向にあります。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 11.27 61.82
中等症 36 17.28 74.03
重症
超重症
不明
  • 肺炎に罹患する患者数・重症化の頻度等、前年と同様の傾向にあります。やはり、重症化する症例は、高齢者で多くなる傾向があります。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
-
  • 令和4年度は脳神経外科の常勤医師が不在となり、脳梗塞の入院患者は10件未満となりました。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 48 1.67 13.83 6.25 80.27
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 26 3.23 4.19 0.00 76.38
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 22 5.55 16.14 4.55 75.36
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他)
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術)
  • 前年同様、内視鏡的胆道ステント留置術、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術、末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)が上位を占めています。今後とも同分野に注力していく方針です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 20 1.35 3.15 0.00 62.85
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 12 0.00 8.33 0.00 70.00
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極)
K597-2 ペースメーカー交換術
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他)
  • 冠動脈カテーテルインターベンション治療(PCI)の件数は、医師数の減少、および狭心症に対しての治療適応を慎重に検討したこともあり、2022年度は44件と減少しました。しかしながら急性心筋梗塞等に対する緊急PCIの総件数は18件で前年度と同程度でした(手術コード上で不安定狭心症となっていても病態としては急性心筋梗塞であるものが多く含まれました)。房室ブロック、洞不全症候群などの徐脈性不整脈に対して施行されるペースメーカー移植術、電池切れの近づいたペースメーカー本体を交換するためのペースメーカー交換術の件数は前年度より若干増加し、計15件でした。
外科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠経ヘルニア手術 111 0.91 2.90 0.00 66.43
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 52 1.29 3.81 0.00 58.73
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 38 0.53 4.13 0.00 34.21
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 37 1.46 7.86 0.00 46.30
K634 腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術(両側) 33 0.88 2.82 0.00 69.42
  • Kコード分類における手術件数において、最も多いのは鼠経ヘルニア手術で、次に腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂切除術、内視鏡的胆道ステント留置術、腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術の順でありました。胃癌は23例、大腸癌と直腸癌は計76例とご高齢者を中心に増えており、うち腹腔鏡下手術は39例でした。また、令和4年度の腹腔鏡下手術の総数は128件でした。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 107 1.67 21.14 3.74 75.05
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 80 1.85 8.49 7.50 57.53
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 72 3.53 21.36 36.11 78.03
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 46 4.13 26.37 80.43 85.04
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 39 1.54 5.69 2.56 54.64
  • 橈骨遠位端骨折、上腕骨折近位端骨折、大腿骨折近位部骨折、足関節脱臼骨折などの骨折に対し、観血的治療を行い、機能回復を目指しています。大腿骨折近位部骨折は、今後も同様な骨折を繰り返さないよう、骨粗鬆症の評価も行い骨折予防につなげています。人工骨頭挿入術では低侵襲な手術を心掛け、術後のリハビリテーションを行い日常生活への早期復帰を心掛けています。人工関節置換術は、より低侵襲な手術を心掛けています。広範囲腱板断裂のみでなく、上腕骨近位の粉砕骨折に対しても症例に応じて逆型人工肩関節手術を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 30 1.17 5.13 0.00 42.67
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 24 4.88 7.75 0.00 33.88
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 21 1.00 5.24 0.00 52.05
K867 子宮頸部(膣部)切除術 16 1.00 1.00 0.00 49.50
K9091イ 流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法) 16 1.00 0.13 0.00 33.94
  • 手術は、帝王切開術以外のほとんどが低侵襲手術となりました。その中で、流産手術が増加したのは、2022年4月より不妊治療が保険適用となったことで、不妊治療クリニックを受診される患者数が増加したためと考えられます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 463 0.25 0.96 0.00 77.67
K224 翼状片手術(弁の移植を要する)
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合)
K274 前房、虹彩内異物除去術
  • 今年度は昨年度と比較して、眼科の手術件数は約5割増加しました。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 41 1.07 3.88 2.44 79.80
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 22 2.77 3.36 0.00 76.41
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 19 1.00 4.68 0.00 78.32
K8412 経尿道的前立腺手術(その他) 10 1.00 7.90 10.00 75.60
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー)
  1. 尿道的膀胱腫瘍切除術(術中のかん流液にウロマチックを使用):膀胱腫瘍に対して、経尿道的膀胱腫瘍切除術をします。
  2. 経尿道的尿管ステント留置術:結石や腫瘍に伴う尿路閉塞や、感染を伴った尿路閉塞等に対して、透視下にて、経尿道的尿管ステントを挿入します。
  3. 経尿道的膀胱腫瘍切除術(術中のかん流液に生理食塩水を使用):手術で使用する切除鏡が双極型の電気メスの場合は、導電性の生理食塩水をかん流液にして、経尿道的膀胱腫瘍切除術をします。
  4. 経尿道的前立腺手術:前立腺肥大症に対して、経尿道的前立腺切除術をします。
  5. 経尿道的尿路結石砕石術:尿管結石、腎結石に対して、砕石装置としてレーザーを使用して、透視下にて経尿道的に尿路結石を砕石する手術です。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる 27 0.57
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる
  • 【手術・処置等の合併症(180040)のICD-10別症例数内訳】
    ・処置の合併症、他に分類されないもの(T81$)・・・5件
    ・体内整形外科的プロステーシス、挿入物及び移植片の合併症(T84$)・・・4件
    ・その他の心臓及び血管の人工器具、挿入物及び移植片による感染症及び炎症性反応(T827)・・・2件
    ・その他の体内プロステーシス、挿入物及び移植片による感染症及び炎症性反応(T857)・・・1件
    ・予防接種に続発するその他の合併症、他に分類されないもの(T881)・・・1件

更新履歴

2016/09/30 「平成27年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2017/09/29 「平成28年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2018/09/28 「平成29年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2019/09/30 「平成30年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2020/09/28 「令和元年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2021/09/27 「令和2年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2022/09/29 「令和3年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2023/09/27 「令和4年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。