診療部門のご案内

皮膚科

皮膚科の紹介・対象疾患

からだの表面、皮膚、爪、毛髪に生じる病気の診断・治療を行っています。
気になることがある方は、一度ご相談ください。


皮膚科

皮膚科は主に皮膚に生じる病気を診察する科です。他に毛髪や爪など体表面の組織も皮膚科が主として診察します。皮膚が赤くなった、かゆくなったとき、いぼやホクロなど出来物が出来たとき、皮膚の色が濃くなったり、逆に薄く白くなったりしたとき、爪の変形や変色、痛みなどの症状、抜け毛や毛髪の変化など、気になることができたときに受診してください。一度の診察で診断がついて治ることもありますが、見ただけでは診断が難しい場合には、病変の一部を切り取って行う皮膚生検、ふれたもののアレルギーの検査としてパッチテスト、特殊なレンズで皮膚表面の病変を見るダーモスコピー、カビの病気のみずむし(白癬)の菌をみる顕微鏡検査などを行います。
治療法も軟膏を塗るなどの基本的なものから、表面のできもの、いぼなどをとるための冷凍凝固手術、麻酔をして切り取る通常の手術、ナローバンドUVBという紫外線を当てる治療も可能です。皮膚の症状から、内臓の病気など全身の異常が見つかることもあります。特に安静や、継続的な治療が必要な患者様には入院治療も行っています。

お知らせとお願い

目、鼻、耳、口、乳房、泌尿器、性器、肛門などは他の専門科との境界領域なので、事前に、あるいは診察の結果によって、他の科へご紹介することがあります。
皮膚の色や調子を診ることが重要ですので、化粧は落としていただく場合があります。診察後に化粧が必要な場合、用具など準備をお勧めします。特に顔の症状などのとき、化粧はせずに受診してください。
前におかかりの医療機関がある場合は紹介状をいただくか、いただいている薬などがわかるものをお持ちください。また水虫の市販薬など、自分で購入、使用された場合も薬の名前がわかるものをお持ちください。
通常の診察時間外では、手術などの業務への支障や他の患者さんのご迷惑になる場合がありますので、緊急性の高い場合を除き、他の医療機関の受診を勧める場合があります。

対象疾患

アトピー性皮膚炎、湿疹、薬疹、じんましん、皮膚のかぶれ、虫さされ、皮膚の感染症(いぼ、おでき、水虫、いんきんたむし、はしか、水疱瘡、帯状疱疹、単純ヘルペスなど)、膠原病、皮膚のしみ、あざ(生まれつきのものも含む)着色、脱色、皮膚腫瘍(皮膚、皮膚の下のしこり)、皮膚の切り傷、擦り傷などの外傷、とげ刺し、やけど、うおのめ、たこ、毛の異常、抜け毛、ケジラミ、爪の変形、変色、爪の下のシミ、巻き爪、爪の水虫