日野市立病院

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脳神経外科

脳神経外科の紹介・対象疾患

脳神経外科は脳に関する外科的治療に携わる診療科で、手術を中心とした診療を行います。主に脳血管障害(脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形など)、脳腫瘍、頭部外傷などを担当します。
2022年4月より2年間常勤医が不在のため、外来診療のみの対応となっておりましたが、今後手術を含めた入院診療体制の構築を目指して体制の整備に努めて参ります。


対象疾患

脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、慢性硬膜下血腫、水頭症、てんかんなど

脳神経外科
脳血管障害

以下の3大疾患があります。
1)脳梗塞:いわゆる脳の血管がつまって(閉塞する)発症する疾患です。一度梗塞に陥った部分は原則的に再生しません。内頸動脈・中大脳動脈といった太い血管が急に閉塞すると、広範囲の脳梗塞が生じることにより重症化しやすく、致命的となることもあります。最近、治療法の進歩により、超急性期脳梗塞に対してtPA(血栓を溶かす薬剤)による血栓溶解療法やカテーテルを用いた血栓回収療法を行い、劇的に回復される患者さんも増えてきています。比較的細い血管の梗塞であっても、迅速に内科的治療および急性期リハビリテーションを導入することで、後遺症を軽減でき、その後の再発の危険性も下げることが期待されます。また再発予防のため、頸動脈内膜剥離術/ステント留置術、あるいは浅側頭動脈―中大脳動脈吻合術などのバイパス手術も行います。
2)脳出血:脳実質内に出血する病気です。ある程度の大きさに達した場合は、開頭術あるいは内視鏡手術により血腫除去術が行われています。
3)くも膜下出血:脳動脈瘤が破裂してくも膜下腔(いわゆる“脳のしわ”)の中に出血が広がる病気です。急性期に再出血することが多く、開頭クリッピング術あるいはカテーテルによるコイル塞栓術が行われます。発症して1週間頃から血管が急速に細くなる遅発性脳血管攣縮という現象があり、薬物療法で抑えられない場合カテーテルによる血管拡張薬の選択的動注療法なども行われています。また破裂する前に発見された未破裂脳動脈瘤に対しても、部位・大きさ・形状により、予防的に外科的処置を行う場合もあります。

頭部外傷

頭をぶつけることにより、頭蓋骨の中に出血を起こすことがあり、出血の場所により急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、脳挫傷性脳内血腫などがあります。量が多い場合、手術によって血腫を取り除く必要があります。また60歳以上の高齢者が転倒などで軽く頭をぶつけた後、3週間以上経ってゆっくりと頭蓋骨と脳の間に血液が溜まってくる慢性硬膜下血腫と呼ばれる病気があり、通常局所麻酔で手術可能です。

脳腫瘍

腫瘍の種類、発生場所によって治療法はさまざまですが、腫瘍摘出術や生検術が行われます。症例によっては内視鏡手術も可能となっています。

頭痛、半身麻痺(体のどちらか半分が動かしづらい)、言語障害(言葉が話せない、理解できない等)等の症状が出現した場合、上記の疾患に該当する場合があり、早急に脳神経外科を受診されることをお勧めします。

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