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整形外科

腰椎すべり症、腰椎変性側弯症

①疾患概要
背骨がずれることによって神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫されることで腰から下肢にかけて疼痛やしびれが出現する疾患です。背骨が前後にずれるのがすべり症、左右にずれるのが側弯症です。多くの場合、脊柱管狭窄症と同様の間欠性跛行も出現します。

②治療
初期治療は投薬、ブロック注射、理学療法などの保存的治療になりますが、背骨のずれ自体は保存療法では治らないため、保存療法が無効な場合も多くあり、その場合は手術が必要になります。手術は、ずれや不安定性の程度によって決定します。ずれや不安定性が軽度の場合は脊柱管狭窄症と同様の腰椎後方除圧術のみを行いますが、進行例では腰椎後方除圧術を行ったのち、背骨のずれがある部位を金属性の固定剤(スクリューやロッド)を用いて固定する、腰椎後方除圧固定術を行います。入院期間は2-3週間程度です。

術前、術後
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