日野市立病院

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放射線科

放射線科の紹介・対象疾患

CT、MRI検査及び読影と、血管内治療(IVR)を主たる業務としています。


放射線科

日野市立病院放射線科は、地域の皆さまに最先端の医療を提供するため、診断機器の充実と専門性の高い医療体制の構築に力を入れています。2024年には64列CT、2023年には1.5テスラMRIといった最新鋭の画像診断機器を更新しCTは2台体制になり、月間約1200件ものCT・MRI検査を実施しています。これらの機器は、がんや脳卒中、心疾患など多岐にわたる疾患の早期発見や治療方針の決定に大きく貢献しており、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供するための重要な役割を果たしています。
当科には、日本医学放射線学会認定専門医、日本IVR学会認定専門医、日本脈管学会認定脈管専門医など、複数の専門資格を持つ医師が在籍しています。常勤医師2名と非常勤医師を含め、基本的に3人体制で診療にあたっており、慶應義塾大学の修練施設としても登録されています。これにより、高度な専門知識と豊富な経験を活かした質の高い診断と治療を安定的に提供しています。
また、放射線科では血管内治療(IVR)にも積極的に取り組んでいます。腹部消化管出血や脈管出血でのショック時における動脈塞栓術など、緊急時には迅速なIVRを実施し、患者さんの救命に大きく貢献しています。IVRは外科領域だけでなく、他診療科や他院からの依頼にも柔軟に対応しており、幅広い症例に対して最適な治療を提供できる体制を整えています。
当院は二次救急病院として、24時間365日、急性発症や生命の危機的状況にある患者さんの受け入れを行っています。放射線科もこの救急・急性期医療体制の一翼を担い、迅速な画像診断や治療を通じて、地域の皆さまの健康と命を守るために尽力しています。救急搬送や急変時にも、放射線科医が常に連携し、適切な検査・治療を行うことで、患者さんの早期回復をサポートしています。
さらに、地域の中核病院として、他院やクリニックとの連携を強化し、患者さんの多様な医療ニーズに応えています。紹介患者さんの検査依頼や、他院からの専門的な画像診断の相談にも積極的に対応し、地域全体の医療レベル向上に貢献しています。 教育面でも、初期研修医へのマンツーマン指導や、専門医を目指す医師への研修プログラムを充実させています。日々の診療を通じて、次世代を担う医療人材の育成にも力を入れており、医療の質の向上と発展を目指しています。 今後も、患者さんと地域社会に信頼される放射線科を目指し、医療技術の研鑽とサービス向上に努めてまいります。

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