日野市立病院

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病院指標

令和5年度 日野市立病院 病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 624 142 109 146 201 380 527 1201 1344 340
  • 70歳以上の退院患者が全体の半数を占めています。患者数は昨年度より増加しています。

診断群分類患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 43 26.09 20.60 20.93 86.21
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 42 21.71 18.65 9.52 79.07
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)手術・処置等21あり 42 14.17 13.99 0.00 64.76
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎、限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 8.13 8.75 2.56 80.15
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 3.83 2.98 10.00 70.93
  • 前年同様、誤嚥性肺炎、間質性肺炎、肺の悪性腫瘍(手術なし)、胆管結石・胆嚢炎等の項目が上位を占めています。高齢化社会になり、高齢化すると発症しやすくなる誤嚥性肺炎が、毎年第1位になっています。
循環器内科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 69 19.86 17.38 14.49 82.99
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 28 3.36 3.05 0.00 66.89
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 18 12.33 11.54 0.00 69.67
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 16 4.50 4.26 0.00 71.25
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 14 3.57 3.25 0.00 71.93
  • ・高齢者の心不全が多くを占め、病態改善後も退院・転院等の調整のため入院期間が長くなる傾向にあります。
  • ・狭心症、慢性虚血性心疾患で「経皮的冠動脈ステント留置術等」の待期的な施行症例は4日間の入院が基本です。DPCコード9桁目以降「9910」「9920」はいずれも心臓カテーテル検査目的での入院ですが、虚血評価のためのFFR(冠血流予備能比)検査や冠攣縮誘発検査を積極的に行っています(これらが「9920」に含まれます)。通常は3日間の入院で行っています。
  • ・急性心筋梗塞の入院件数は例年並みでした。入院期間は病状により異なりますが、中等症で14日間、軽症で10日間程度を標準としています。
小児科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 150 1.99 2.12 0.00 3.45
040070xxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 63 4.30 5.86 0.00 3.70
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 55 4.44 5.96 1.82 1.02
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 46 2.98 5.64 2.17 5.24
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 36 4.17 6.37 2.78 2.50
  • 「食物アレルギー」は食物負荷試験入院が大部分を占めており、非常にニーズが高い検査である。「インフルエンザ、ウイルス性肺炎」と「急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症」は重複するところが大きく、特にRSウイルス感染症による入院が高いウェートを占めた。「ウイルス性腸炎」は、主にノロウイルス感染症による脱水症、嘔吐症を示す。「喘息」は感染や季節の変わり目などを中心に発生し、中等症以上の症例が占める。
外科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠経ヘルニア(15歳以上)ヘルニア手術 鼠経ヘルニア等 131 5.16 4.55 0.00 70.74
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 40 7.08 6.87 0.00 63.28
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 6.33 8.75 0.00 77.44
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 37 5.22 5.29 0.00 37.05
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 30 8.60 7.58 0.00 61.47
  • 令和5年度DPCコード分類における手術件数の上位5位は、鼠経ヘルニア根治術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、総胆管結石に対する内視鏡的手術、虫垂切除術、大腸憩室炎でした。前年度と比較すると総手術件数は減少しました。令和5年度の総手術件数は678件(前年度比56件減)、緊急手術が244件(前年度比16件増)で、予定手術が減少したものの緊急手術は過去最多でありました。手術件数の実際業績数は、鼠経ヘルニアに対する手術が142件、虫垂切除術が75件、腹腔鏡下胆嚢摘出術が66件でした。
整形外科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 85 28.85 25.50 57.65 82.29
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)人工関節再置換術等 81 21.42 21.96 0.00 76.17
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 57 4.47 4.76 0.00 54.79
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄症(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等21あり 51 2.88 2.59 0.00 72.65
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靭帯断裂形成手術等 38 23.42 15.58 0.00 67.47
  • 「股関節・大腿近位の骨折」:寝たきりを防ぐため、また日常の生活に復帰するため、早期に手術を行い綿密なリハビリテーションを行っています。
    「膝関節症」:骨切り術、全人工関節置換術や部分置換など、膝の状態に応じて適切な手術を行っています。
    「脊柱管狭窄症」:椎体の不安定性のない脊柱管狭窄症に対して除圧術を行っています。昨年に比較して手術件数が増加しました。
    「四肢筋腱損傷、靭帯断裂形成手術」:関節鏡を使用し、生理的な腱・靭帯の形成を行っています。
    「前腕の骨折」:転倒による手関節周囲の骨折は非常に多くみられる外傷です。術後も歩行は可能ですので、比較的短期の入院での治療が可能です。
産婦人科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下膣式子宮全摘術等 27 6.22 5.93 0.00 49.41
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(膣式に含む。)腹腔鏡によるもの等 19 6.47 6.00 0.00 47.26
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 16 10.25 9.23 0.00 53.36
120140xxxxxxxx 流産 14 2.14 2.43 0.00 35.50
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 13 9.77 9.34 0.00 34.54
  • 婦人科では、コロナ禍が落ち着いたためか、腹腔鏡手術や開腹手術を希望される患者様が令和4年度の44人から62人に増加しました。また子宮鏡手術も徐々に増加しています。産科では、母体搬送で入院された後に分娩される患者様が増えています。
眼科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 408 2.14 2.54 0.00 78.27
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1なし 4.75
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり片眼 4.82
  • コロナ禍を経て、昨年と同等の水準を保っています。
皮膚科
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Kコード 名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 10 10.20 12.88 0.00 68.80
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 9.29
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 3.93
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)その他の手術あり 手術・処置等1なし 4.28
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 7.22
  • 皮膚科で入院件数の多い膿皮症は蜂窩織炎(蜂巣炎)、丹毒などの皮膚、皮下組織の細菌感染症の総称です。外傷などからの感染も含みます。高齢者、免疫不全、糖尿病などの全身疾患のために重症化しやすい状態の患者は治療に長期間を要することも多く、抗生剤の点滴、安静などを目的に入院の対象となります。
泌尿器科
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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 68 6.72 6.85 0.00 78.29
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 57 2.42 2.44 0.00 71.75
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし 22 7.59 7.08 0.00 73.05
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 14 12.21 13.52 0.00 72.43
11022xxx01xxxx 男性生殖器疾患 精索捻転手術等 10 5.30 3.69 0.00 67.50
  • a. 経尿道的膀胱腫瘍切除術:膀胱腫瘍に対して、経尿道的膀胱腫瘍切除術を施行しております。クリニカルパスで対応しており、入院は手術の前日で、入院期間は通常は5泊6日です。
  • b. 前立腺針生検:手術室で、1泊2日の入院、静脈麻酔下で、経直腸エコーガイド下に系統的12カ所前立腺針生検を施行しています。
  • c. 尿管ステント挿入、交換:手術室で、腰椎麻酔下、透析下で経尿道的に、尿管ステント挿入、あるいは尿管ステント交換をしております。
  • d. 尿路感染症に対する入院:抗生剤は、尿培養や血液培養等を参考にして選択して、点滴抗生剤と補液を投与して治療しています。
  • e. 男性生殖器疾患 精索捻転手術等:陰嚢水腫の根治術は、腰椎麻酔下で予約手術で施行しています。一方、精巣痛精査等で、泌尿器科外来を受診され、画像所見、身体所見等で総合的に判断して、精巣捻転や精索捻転が疑われる場合は、緊急手術として、腰椎麻酔下で固定術を施行しています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類基準
(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 15 11 25 1 8
大腸癌 10 31 28 52 32 1 8
乳癌 1 8
肺癌 10 57 34 1 8
肝癌 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

  • 胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の5種類の癌は5大癌と呼ばれ、癌の進行度はUICC(国際対癌連合)が定めるTNM分類が用いられています。TNM分類とは、①T=原発巣の大きさと進展度、②N=所属リンパ節への転移状況、③M=遠隔転移の有無の3つの判断軸を指し、それぞれの癌をⅠ期からⅣ期のStageに分類しています。当院では、大腸癌が158症例と最も多く、次いで肺癌112例、胃癌64例、肝癌7例、乳癌1例でありました。胃癌と肺癌は前年度とほぼ同じ症例数であったが、大腸癌で前年度と比較して40症例ほど減少した。また胃癌と肺癌においてはStageⅢとⅣの進行癌が増加していた。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 15.36 58.64
中等症 41 13.66 79.61
重症
超重症
不明
  • 前年同様、肺炎は、中等症が最も多く発症しています。また、高齢になるにつれて、重症化し、在院日数も増加する傾向があります。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 10 31.90 84.20 30.00
  • 令和5年度は常勤脳神経外科医師が不在であった。急性期脳梗塞症例7例のうち院内発症の1例は専門医療機関に転院となっており、残り6例は各科で対応された。5例は脳塞栓症であったが、tPAおよび機械的血栓回収療法の適応はなく、内科的に治療された。令和6年度からは常勤脳神経外科医師が1名赴任となり、症例数の増加が期待される。またtPAおよび機械的血栓回収療法も適応症例があれば対応していく予定である。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 63 1.02 9.54 3.17 81.86
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2㎝未満 29 3.24 4.86 0.00 78.21
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 26 7.12 13.69 3.85 68.38
K708-3 内視鏡的膵管ステント留置術 12 0.67 13.17 0.00 75.67
K654 内視鏡的消化管止血術 11 3.64 10.00 0.00 81.18
  • 前年同様、内視鏡下ステント留置・腫瘍切除、人工透析のための内シャント造設術が多数を占めています。
循環器内科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 20 1.75 3.60 0.00 72.00
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 11 0.00 13.82 0.00 74.73
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合
K597-2 ペースメーカー交換術
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの
  • 冠動脈カテーテルインターベンション治療(PCI)の総件数は、医師数の減少、および狭心症に対しての治療適応を慎重に検討したこともあり、前年度と同程度の48件に留まりました。このうち急性心筋梗塞等に対する緊急PCIの総件数は20件で前年度と同程度でした(手術コード上で不安定狭心症となっていても病態としては急性心筋梗塞であるものが多く含まれました)。
外科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠経ヘルニア 106 0.97 2.94 0.00 70.02
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 58 0.90 4.81 0.00 59.31
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 34 0.68 7.38 0.00 77.59
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 32 0.34 3.84 0.00 31.13
K634 腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術(両側) 31 1.19 3.13 0.00 62.61
  • Kコード分類における手術件数において、最も多いのは鼠経ヘルニア手術で、次に腹腔鏡下胆嚢摘出術、内視鏡的胆道ステント留置術、腹腔鏡下虫垂切除術、腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術の順でありました。胃癌は22例、大腸癌と直腸癌は計59例とご高齢者がほとんどであり、うち腹腔鏡下手術は20例でした。また、令和5年度の腹腔鏡下手術の総数は164件でした。
整形外科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 112 1.74 19.85 2.68 75.22
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 83 2.17 10.14 7.23 60.52
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 67 2.39 20.58 46.27 76.96
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 65 1.00 1.43 1.54 45.06
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 44 4.02 24.70 54.55 83.80
  • 橈骨遠位端骨折、上腕骨折近位端骨折、大腿骨折近位部骨折、足関節脱臼骨折などの骨折に対し、観血的治療を行い、機能回復を目指しています。大腿骨折近位部骨折は、今後も同様な骨折を繰り返さないよう、骨粗鬆症の評価も行い骨折予防につなげています。人工骨頭挿入術では低侵襲な手術を心掛け、術後のリハビリテーションを行い日常生活への早期復帰を心掛けています。人工関節置換術は、より低侵襲な手術を心掛けています。広範囲腱板断裂のみでなく、上腕骨近位の粉砕骨折に対しても症例に応じて逆型人工肩関節手術を行っています。
産婦人科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 26 1.00 4.50 0.00 51.31
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 22 0.91 4.50 0.00 45.64
K9091イ 流産手術 妊娠11週までの場合 手動真空吸引法によるもの 14 0.57 0.57 0.00 35.50
K877 子宮全摘術 13 2.00 7.46 0.00 56.85
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 12 1.00 8.08 0.00 34.92
  • 帝王切開と、やむを得ず開腹手術をしなければならない患者様以外は、低侵襲手術を行っています。帝王切開手術件数は令和4年度の24人から12人に減り、できるだけ正常分娩ができるよう診療にあたっています。
眼科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 408 0.23 0.92 0.00 78.30
K2822 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合
K274 前房、虹彩内異物除去術
  • コロナ禍を経て、昨年と同等の水準を保っています。
泌尿器科
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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K08036ロ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 その他のもの 54 1.22 4.85 0.00 78.15
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 35 1.66 4.83 0.00 73.11
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 20 1.00 5.00 0.00 78.65
K8412 経尿道的前立腺手術 その他のもの
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの
  • a. 経尿道的膀胱腫瘍切除術(術中のかん流液にウロマチックを使用):手術で使用する切除鏡が単極型の電気メスの場合は膀胱腫瘍に対して、経尿道的膀胱腫瘍切除術をします。
  • b. 経尿道的尿管ステント留置術:結石や腫瘍に伴う尿路閉塞や、感染を伴った尿路閉塞等に対して、透析下にて、経尿道的尿管ステントを挿入します。
  • c. 経尿道的膀胱腫瘍切除術(術中のかん流液に生理食塩水を使用):手術で使用する切除鏡が双極型の電気メスの場合は、導電性の生理食塩水をがん流液に使用して、経尿道的膀胱腫瘍切除術をします。
  • d. 経尿道的前立腺切除術:前立腺肥大症に対して、経尿道的前立腺切除術を施行します。
  • e. 経尿道的尿路結石砕石術:尿管結石、腎結石に対して、砕石装置としてレーザーを使用して、麻酔下、透視下にて経尿道的に尿路結石を砕石する手術です。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 14 0.28
異なる 36 0.72
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 20 0.40
異なる
  • 【手術・処置等の合併症(180040)のICD-10別症例数内訳】
    ・処置の合併症、他に分類されないもの(T81$)・・・16件
    ・体内関節プロステーシスの機械的合併症(T840)・・・4件
    ・心臓及び血管のプロステーシス、挿入物及び移植片のその他の明示された合併症(T828)・・・1件
    ・その他の心臓及び血管の人工器具及び挿入物の機械的合併症(T825)・・・1件
    ・子宮内避妊器具の機械的合併症(T833)・・・1件

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
670 658 98.21
  • リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者のほとんどに肺血栓塞栓症の予防対策を実施しています。

血液培養2セット実施率

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) ファイルをダウンロード

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1432 842 58.80
  • 菌血症が疑われる成人患者で血液培養が採取される際には2セット採取することが一般的に推奨されている。記載されている58.80%は成人と小児(通常1セットのみの採取)を合算した数字である。当院における成人のみの2セット実施率は84.47%であり、向上の余地はあるものの、良好な数値であると考える。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
274 256 93.43
  • 近年、多剤耐性緑膿菌や、カルバペネム耐性腸内細菌など、新たな薬剤耐性菌が出現しており、世界的な問題となっている。不適切な抗菌薬の使用は、耐性菌を増やす要因となるため、抗菌薬適正使用は重要である。正確な微生物学的診断は適正使用の鍵をにぎり、「広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率」の数値が高いほど良い。93.43%の数値は、培養検査がほぼ確実に採取されていることを示している。

更新履歴

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2016/09/30 「平成27年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2017/09/29 「平成28年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2018/09/28 「平成29年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2019/09/30 「平成30年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2020/09/28 「令和元年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2021/09/27 「令和2年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2022/09/29 「令和3年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2023/09/27 「令和4年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
2024/09/30 「令和5年度 日野市立病院 病院指標」をホームページ上に掲載開始。
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